JR東海=2023年3月期の連結業績は前期比4割増収で、全損益が黒字を見込む。新型コロナウイルス対策が進むことで人の動きや経済活動が活発化し、鉄道などの利用が回復すると予想。営業利益は2期連続黒字、純損益は3期ぶりに黒字転換する見通しだ。 
 金子慎社長は記者会見で「いよいよ今年度こそは回復が見込めるのではないか。今年こそ、守り一方ではなく積極的展開をできる年になればと期待している」と話した。
 連結の設備投資額は3割増の6830億円を計画。また、経費削減や設備投資の精査などを通じ、グループで660億円のコスト削減を目指す。
 22年3月期連結決算は、輸送需要の回復に支えられ、3期ぶりの増収。営業損益は17億円の黒字と2期ぶりに黒字転換した。ただ、営業外の費用などを埋められず、純損益は2期連続で赤字となった。
 事業別で見ると、売上高は主力の運輸業が3割の増収、流通業は4割の減収。営業損益はともに赤字だった。(C)時事通信社