厚生労働省は26日、おおむね5年に1度実施しているホームレスの生活実態調査結果を公表した。70歳以上の割合が34.4%と、2016年の前回調査の19.7%から大幅に増えた。平均年齢は63.6歳と前回より2.1歳上昇し、高齢化が進んでいる。
 調査は21年11月、東京23区や政令市などのホームレスに自治体職員らが個別面接を実施。1169人から回答を得た。回答者の性別は男性が95.8%、女性が4.2%。
 路上生活の期間について「10年以上」と回答した人は40.0%と、前回から5.4ポイント上昇。厚労省担当者は「昔にホームレスになった人が年を取り、路上生活を続けている実態がある」と分析する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で路上生活を行うようになったと答えた人は6.3%だった。 (C)時事通信社