神奈川県は27日までに、県立知的障害者福祉施設「中井やまゆり園」(同県中井町)で、利用者にスクワットを数百回させたり、体内に異物を入れたりする虐待が疑われる事案が確認されたと発表した。
 県が設置した外部調査委員会は、30代の男性利用者にスクワットを数百回させていた事案や、50代の男性利用者の直腸から金属製ナットが見つかった事案など5件を取り上げ、いずれも職員による虐待が疑われると指摘。障害者虐待防止法に基づき自治体に通報すべきだとする報告をまとめた。
 調査委はこれとは別に、職員に腹を蹴られたとみられる利用者が消化管穿孔(せんこう)で救急搬送された例など、41件の懸念すべき事案があると指摘。今後も調査を続ける。 (C)時事通信社