自動車大手8社が27日発表した2021年度の国内生産台数は、合計で前年度比6.8%減の709万台(1万台未満切り捨て)だった。三菱自動車を除く7社が前年度実績を下回った。半導体不足や新型コロナウイルス禍に伴う部品調達難で各社が生産調整を強いられた形だ。
 トヨタ自動車は昨年夏から秋にかけ、部品供給が滞って大規模減産を実施。年明け以降も取引先がサイバー攻撃を受けてシステム障害が発生したり、福島県沖地震の影響などで工場の稼働停止が相次いだりし、国内生産は5.4%減の276万台にとどまった。1976年度以来45年ぶりの低水準で、同社が国内の雇用や生産基盤を維持する目安として掲げる300万台を2年続けて割り込んだ。日産自動車も13.8%減の44万台となり、5年連続のマイナスとなった。 (C)時事通信社