【台北時事】台湾の中央感染症指揮センターは28日、域内で新たに1万1353人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。コロナ対策の「優等生」と称される台湾では3月下旬からオミクロン株の感染が急拡大しており、1日当たりの感染者が初めて1万人を超えた。
 ただ、オミクロン株は感染力は強いものの軽症や無症状の感染者が多い点を踏まえ、蔡英文政権は今月6日、対策の重点を重症化の抑制に移行。上海のロックダウン(都市封鎖)措置を続ける中国とは対照的に、規制を緩和して経済や生活への影響を抑えつつ安定的に医療を提供することで、経済活動と感染対策の両立を目指す政策を維持する方針だ。 (C)時事通信社