【北京時事】中国・北京市郊外にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京」(USB)は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同日から一時休園すると発表した。再開時期は未定。USBは昨年9月、中国の「ゼロコロナ」政策の成功をアピールする役割も担って開業したが、労働節連休のさなかに休園を迫られたことで、首都・北京の厳戒態勢が鮮明になった。
 北京では4月22日以降の市中感染者が累計で350人に達した。5月1日には約1200床の専用病院「小湯山医院」を再稼働させ、軽症者ら12人を収容。同医院は2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)の患者隔離のため建設され、新型コロナ拡大初期の20年3~4月にも感染者を受け入れた。
 市政府は4月30日、5月4日までの連休中、店内での飲食禁止を発表。同時に、市民約2000万人を対象に3回行ったPCR検査を、感染者の多い朝陽区などで連休中に2回追加する方針も示した。
 1日、同区内のショッピングモールを訪れると、客の姿はまばらで、目に付くのは黄色や青色のジャンパーを来た出前配達員ばかり。一方、すぐ近くの病院の駐車場ではPCR検査を待つ市民の長い列ができていた。 (C)時事通信社