【パリ時事】世界保健機関(WHO)は5日、2020~21年に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が原因で死亡した人の数が、これまで公式に報告された約540万人の約3倍に当たる1490万人に上る可能性があると発表した。
 パンデミックがなかった場合に推定される死者数をどれだけ上回ったかを示す各国の「超過死亡数」を基に推計した。新型コロナ感染による直接的死因に加え、医療の逼迫(ひっぱく)で適切な治療を受けられなかったことなどによる間接的死因も含まれる。
 報告書によれば、超過死亡数が最も多かったのは東南アジアや欧州、米州で、全体の84%を占めた。性別では男性が57%で、高齢者の割合が高かった。 (C)時事通信社