【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は9日、退任を前に青瓦台(大統領府)で演説を行った。新型コロナウイルスや北朝鮮との軍事的緊張、2019年の日本の対韓輸出規制強化を「国民と共に克服」し「危機に強い国へ跳躍した」と自賛。10日就任の尹錫悦新大統領に「以前の政府で蓄積された成果を継承・発展させる」ことを期待した。
 5年の任期を締めくくる演説で、文氏は対北朝鮮に関して「南北間の対話を再開し、非核化と平和の制度化に向けた努力が持続することを切に願う」と語った。さらに、尹氏に「国民の心を一つにすることが何より重要だ。(大統領)選挙でより深まった対立の溝を埋め、国民統合の道に進むとき、真の成功の道へと力強く前進するだろう」と呼び掛けた。 (C)時事通信社