日本郵船など海運大手3社の2022年3月期連結決算が9日、出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う物流の混乱や、世界的な「巣ごもり需要」の増加を背景に運賃が高騰。3社とも大幅な増収増益で、純利益は前期に比べ約6~8倍となり過去最高を更新した。各社は運賃高騰が今年度後半ごろから一服すると予想し、23年3月期は3割程度の減益を見込む。
 22年3月期は、3社が共同で出資するコンテナ船運営会社の利益が運賃高騰で急増し、各社の業績を押し上げた。純利益は日本郵船が前期比7.2倍の1兆91億円と初めて1兆円を突破。商船三井は7.9倍の7088億円、川崎汽船は5.9倍の6424億円だった。 (C)時事通信社