川崎重工業=2023年3月期の連結業績は増収増益を見込む。コロナ禍のアウトドア需要を背景に、欧米などでの二輪・四輪車人気が継続するほか、航空宇宙システムも黒字転換する。年間配当金は10円増配し50円の予定。 
 セグメント別では、モーターサイクル&エンジンが引き続き業績をけん引、営業利益は450億円の見通しで過去最高を更新する。航空宇宙システムは、コロナからの旅客需要回復が進み、民間機向け航空エンジンを中心に採算が改善する。
 橋本康彦社長は今後の航空需要の見通しについて「コロナ前のレベルまで戻るにはかなり時間がかかると考えてる。収束後も、特にビジネス需要がどこまで戻るかは注視したい」と述べた。
 22年3月期はコロナ影響の緩和や円安で増収増益。特に車両事業は5年ぶりに黒字転換した。(C)時事通信社