妊婦が病院だけに身元を明かして出産する「内密出産」を導入している熊本市の慈恵病院は11日、記者会見を開き、県外在住の成人女性が制度を利用して出産したと発表した。昨年12月に続き国内2例目となる。
 同病院によると、女性は今年4月に仮名で出産し、マイナンバーカードと健康保険証のコピーを残して退院した。女性は内密出産を希望し、赤ちゃんは現在、同病院で保護されているという。蓮田健院長は会見で「厳しいようだがご自身では育てられないと思う」と話し、女性が特別養子縁組を検討していると明かした。 (C)時事通信社