【パリ時事】フランスのベラン保健相は11日、新型コロナウイルス対策として公共交通機関で義務付けられているマスク着用について、16日以降は不要とすると発表した。マスク着用が義務付けられるのは病院や高齢者施設などに限られ、ほぼコロナ前の生活に戻ることになる。
 ベラン氏は記者会見で、10日に確認された過去24時間以内の新規感染者が約5万6000人だったと説明し、「感染状況は改善している」と指摘。一方で「パンデミック(世界的大流行)は終わっていない」と警告し、マスク着用は「推奨される」と述べた。
 欧州航空安全局(EASA)も11日、声明で「16日から欧州連合(EU)域内の空港や航空機内でのマスク着用は必須でなくなる」と発表した。一方で、各国政府の規則が尊重されるべきだと強調。マスク着用が必要となる場合もあると指摘した。 (C)時事通信社