三菱重工業=2023年3月期の連結業績予想は増収増益。新型コロナウイルス禍からの回復に加え、材料費の高騰に対する値上げ効果も顕在化。エナジーや物流部門などが収益をけん引する。年間配当は前期比20円増配の120円を予定。 
 セグメント別では、物流・冷熱・ドライブシステムが増収増益。エナジーは、旅客需要の回復で航空エンジンが黒字化するなど事業利益が大幅に改善する。一方、ロシア関連工事の中断影響として30億円を見込む。
 会見した泉沢清次社長は、開発を凍結している小型ジェット旅客機「スペースジェット」に関し、「引き続き適正な規模で適正な事業を検討していく。航空機業界の先行きが見通せない中でいろいろな検討をする必要がある」と述べた。
 22年3月期はコロナ影響の緩和に伴い増収増益。特に原子力事業は青森県の再処理関連工事などが増え、東日本大震災以降で最高の収益を更新した。(C)時事通信社