厚生労働省は13日、小児向けの新型コロナウイルスワクチンを接種した11歳の女児が死亡したと明らかにした。接種後の小児の死亡報告は初めて。ワクチンとの因果関係について、専門家は「評価できない」としている。
 同日開かれた厚労省の専門部会で報告された。
 女児は脳性まひなどの基礎疾患があり、人工呼吸器を着けて長期入院中だった。4月28日に2回目のワクチンを接種したが、翌日から頻脈などの症状が出現。同30日には呼吸不全となり、死亡したという。
 死因について、女児の主治医は「症状や検査に乏しく確定できない」としつつ、心筋炎や心不全の疑いもあると報告した。報告を受けた専門家は、心筋炎や心不全と判断できる客観的な情報はないとし、ワクチンとの因果関係も評価できないとした。 (C)時事通信社