日本政府観光局が18日発表した4月の訪日外国人数(推計値)は13万9500人となり、新型コロナウイルス感染拡大の影響が本格化した2020年3月以来2年1カ月ぶりに10万人を上回った。政府が今年3月に外国人の入国を一定の条件で再開したことが影響した。前年同月比では約13倍に増えたが、コロナ禍前の19年4月と比べると95.2%減で、低水準が続いている。
政府は感染者数の落ち着きを受けて3月から観光目的以外の入国を段階的に緩和し、4月10日以降は1日当たり1万人程度の入国を認めた。4月の入国者数は国別でベトナムが2万9800人、中国が2万2400人、インドネシアが1万1700人など。 (C)時事通信社
訪日外国人、2年ぶり10万人超=入国制限緩和で―4月推計値

(2022/05/18 17:51)