【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は18日、声明を出し、22日から開かれる世界保健機関(WHO)の年次総会に台湾のオブザーバー参加を認めるよう、各国に呼び掛けた。新型コロナウイルスへの対応を念頭に「ウイルスは国境に配慮しない」と指摘。総会から「台湾の参加を排除する正当な理由はない」と強調した。
 一方で、歴代の米政権が踏襲してきた「一つの中国」政策などは堅持する考えも表明した。 (C)時事通信社