米軍横田基地(東京都福生市など)の日米友好祭が21日、3年ぶりに開催され、戦闘機や輸送機などが展示された。基地は22日までの2日間、一般公開される。
 友好祭は新型コロナウイルスの影響で2年連続、開催を中止。2019年は14万人が訪れていた。都と地元自治体は今月、会場でのマスク着用など感染防止対策の徹底を基地側に要請した。
 同基地は「友好祭は基地と地域の人々との絆を深め、われわれの運用能力を示す貴重な機会」と強調。その上で、「継続的に公衆衛生の状況と対応を評価し、基地と来場者の安全確保に努める」としている。
 21日は午前中から家族連れら多数の人が訪れたが、来場者とは対照的に展示物の説明や警備などに当たる米兵にはマスクをしない姿が目立った。会場には横田基地配備の米空軍のCV22オスプレイなどのほか、航空自衛隊三沢基地(青森県)所属の最新鋭ステルス戦闘機F35も展示された。 (C)時事通信社