【ソウル時事】バイデン米大統領は21日、韓国の尹錫悦大統領との会談後の記者会見で、北朝鮮の金正恩総書記との直接会談の可能性について問われ、正恩氏が「真剣かつ誠実」であるかどうか次第だと述べた。バイデン氏はこれまで、米朝首脳会談に消極的な姿勢を示していた。
 米朝首脳会談は、トランプ前大統領と正恩氏が2018~19年にかけて、シンガポールやベトナム・ハノイなどで3回行った。これについてバイデン氏は「北朝鮮に正当性を与えた」と批判してきた。 (C)時事通信社