【ビジネスワイヤ】循環器用医療機器大手の米アビオメッドは、米国心臓血管造影・インターベンション学会(SCAI、5月19~22日、アトランタ)で、同社の心臓ポンプ「Impella(インペラ)」によるAMICS(急性心筋梗塞に伴う心原性ショック)治療の最新研究が報告されたと発表した。大規模なメタ分析から、PCI(経皮的冠動脈インターベンション)前のインペラ補助と生存率向上の関連性が示され、PCI中またはPCI後のインペラ補助よりPCI前の方が短期と中期の死亡率低減につながった。デュアルセンサー技術を搭載した初のシングルアクセス臨時的・経皮的心室補助デバイス「インペラRPスマートアシスト」を使用する場合、心原性ショック発症後48時間以内の方が発症後48時間以降より生存率が高かった。(C)時事通信社