2020年度に決算期を迎えた法人の本業売り上げに当たる営業収入が19年度比で9.1%減少したことが27日、国税庁の調査で判明した。前年度比減少率は1952年以降で2番目の大きさ。同庁は「新型コロナウイルスの感染拡大による影響が企業業績を直撃し、減少率の大きさに表れた」とみている。
調査は全国の法人から約204万社を抽出し、法人税確定申告書などを基に全体を推計。20年度の営業収入は約1350兆円で、19年度よりも約135兆円減少した。減少率はリーマン・ショックのあった08年度の9.2%に次ぐ大きさとなった。 (C)時事通信社
営業収入、減少率過去2番目=コロナ影響、20年度会社調査―国税庁

(2022/05/27 16:07)