陸上自衛隊は28日、国内最大級の実弾射撃訓練「富士総合火力演習(総火演)」を静岡県の東富士演習場で実施し、報道陣に公開した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3年連続で一般公開は中止され、インターネットでライブ配信された。
総火演には隊員約3300人、戦車・装甲車約40両、火砲約50門などに加え、陸自の輸送機オスプレイも初参加した。演習では、新型の「19式装輪自走155ミリ榴弾(りゅうだん)砲」による実弾射撃も初めて披露された。使用された弾薬は約40トン(8億4000万円相当)に上った。 (C)時事通信社
陸自が富士総合火力演習=一般公開は3年連続中止

(2022/05/28 15:32)