【ソウル時事】韓国メディアは30日、北朝鮮が新型コロナウイルス対策のため平壌で実施している封鎖措置を緩和したと報じた。一方、韓国統一省の報道官は30日、「北朝鮮メディアが関連した内容を報道しておらず、事実かどうかもう少し確認する必要がある」と指摘した。
 北朝鮮は12日にコロナ感染者が確認されたと初めて認め、全国の都市封鎖を決めた。これに関し、韓国の聯合ニュースは中国内の複数の消息筋の情報として、平壌の封鎖が29日正午に一部解除されたと伝えた。
 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は21日の党政治局協議会で防疫対策の「成果」を強調した。その後、公表される1日の発熱者は10万人台が続いたが、28日は約8万8520人まで減少。北朝鮮メディアは、29日の協議会で「効率的に(防疫対策を)実施する問題を審議した」と伝え、規制緩和を示唆した。
 ただ、30日発表の発熱者は再び10万人を超えた。統一省の報道官は「統計の基準が正確に分からない」と語り、北朝鮮の感染状況について断定を避けた。 (C)時事通信社