政府は31日、2021年度森林・林業白書を閣議決定した。白書では、わが国の20年の木材自給率が前年比4.0ポイント上昇の41.8%になったと紹介。4割を超えたのは1972年以来48年ぶりという。近年、国産材の供給量が増加傾向にあるほか、新型コロナウイルスの影響で住宅着工が減ったことも要因と分析している。
 20年の木材の総需要量は7444万立方メートルで、うち国産材供給量は3115万立方メートルだった。 (C)時事通信社