大正製薬(東京)は31日、自動販売機で一般用医薬品を販売する実証実験を開始した。JR新宿駅改札内に自販機を設置し、かぜ薬「パブロン」など30品目を8月末まで販売する。同社によると、医薬品を自販機で販売するのは国内で初めて。
現在、医薬品は薬剤師や登録販売者がいる店舗でしか販売できないが、ドラッグストアの近くに設置することで実験を可能にした。当面は午前10時から午後6時まで稼働する。同社は実証実験で需要や問題点などを検証。必要な規制改革について政府と協議していく方針だ。 (C)時事通信社
自販機で薬買えます=東京・新宿駅で実験―大正薬

(2022/05/31 16:25)