2021年度の生活保護の申請件数は前年度比0.8%増の22万9878件(速報値)となったことが1日、厚生労働省の調査で分かった。前年度を上回るのは2年連続。同省は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が長引き、依然として厳しい雇用情勢が続いているとみている。
厚労省が同日発表した今年3月の新規申請件数は、前年同月比13.4%減の1万9793件(速報値)。前年同月比で申請件数が減少するのは3カ月連続となったが、コロナ前と比べると高い水準にとどまっている。 (C)時事通信社
生活保護申請、2年連続増=21年度、23万件―厚労省
(2022/06/01 12:17)