【北京時事】香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は1日、軍事関係者の話として、上海で建造中の中国3隻目の空母が3日に進水するという見通しを伝えた。当初、中国海軍創設記念日の4月23日に進水するとみられていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う上海市のロックダウン(都市封鎖)で作業の遅れが指摘されていた。
 上海の海事当局は5月末、空母を建造している長興島の江南造船所で、複数の船の移動作業を実施すると通知。SCMPは、最新の衛星画像では巨大な船が空母の周りにあり、「進水に向けて船を動かす必要がある」と指摘する軍事専門家の分析を伝えた。
 同紙はまた、関係者の話として、上海で外出制限が解除される前の4月末から4000人近くが現場に戻り、作業に当たっていたとも報じた。「閉鎖管理下に置かれ、一人として外に出ることは許されなかった」という。 (C)時事通信社