厚生労働省は3日、2021年の人口動態統計を公表した。出生数は前年から2万9231人(3.5%)減り、過去最少の81万1604人となった。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率は1.30と、前年より0.03ポイント低下。6年連続の減少で、過去4番目の低さだった。
 死亡数から出生数を引いた人口自然減は、62万8205人と初めて60万人を超えた。婚姻数は前年から2万4391組減り、戦後最少の50万1116組に落ち込んだ。
 出生数の減少について、厚労省の担当者は「15~49歳の女性の人口が1.8%減った上、20代母の出生率が低下していることが要因」と分析。新型コロナウイルス下で結婚や妊娠を控える傾向にあったことも影響したとみている。 (C)時事通信社