2006年に英国で起きた元ロシア情報機関員アレクサンドル・リトビネンコ氏の毒殺事件に関与したとされるロシアの実業家ドミトリー・コフトゥン容疑者が死去した。新型コロナウイルスに感染していたという。タス通信が4日、報じた。
 コフトゥン容疑者は1965年生まれ。同じく事件に関与したとされ、現在はロシアで下院議員を務めるアンドレイ・ルゴボイ容疑者は通信アプリに「親しい友人のコフトゥン氏が急死した」と投稿した。 (C)時事通信社