【パリ時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日の記者会見で、天然痘に似た症状の感染症「サル痘」について、通常感染の見られない29カ国で1000人以上の患者が確認されたと明らかにした。死亡例は報告されていないという。
 テドロス氏は「サル痘が非流行国で定着するリスクは現実的になっている」と指摘した上で、「子供や妊婦を含む脆弱(ぜいじゃく)な集団に対するリスクを特に懸念している」と表明。「今後のまん延防止のため、感染が確認された国には全症例特定の努力を要請する」と述べた。 (C)時事通信社