【ビジネスワイヤ】スイスのバイオ製薬企業フェリング・ファーマシューティカルズは、提携企業の中国I-Mabとオラムキセプトの開発を拡大すると発表した。オラムキセプトはトランスシグナリング機構に基づく選択的インターロイキン6阻害剤で、この種の阻害剤として初めて臨床段階にある。炎症性腸疾患および関連炎症性疾患の治療薬として開発中。両社は2016年、I-Mabが大中華圏と韓国でオラムキセプトを独占的に開発・商業化するライセンス契約を締結。新たな提携により、フェリングはオラムキセプトを世界規模で開発できるようになる。(C)時事通信社