全日本空輸やJR東海など航空・鉄道5社は13日、東京観光を盛り上げる「ただいま東京」キャンペーンを共同で始めたと発表した。新型コロナウイルス感染者数が他地域に比べ多い東京への旅行が控えられる傾向にあり、業界の垣根を越えて観光客誘致に取り組む。インターネット交流サイト(SNS)を活用し、情報発信していく。
 連携するのは全日空、日本航空とJR東日本、JR東海、東京メトロ。いずれもコロナ禍に伴う旅客激減に苦しんできた。東京への旅行は回復が遅れており、JR東海ツアーズ(東京)が扱う6月の旅行のうち、首都圏発は2018年同月比で60%の予約がある一方、首都圏着は46%にとどまるという。 (C)時事通信社