サッカーJリーグは21日、声出し応援の本格的な再開に向けて6月の公式戦で行った運営検証の結果を公表し、観客の違反行為などがなく一定の安全性が確認されたと評価した。これを受けて、7月の検証では声出し応援ができるエリアの上限人数を3000人から7000人に拡大する。 
 Jリーグは産業技術総合研究所の協力を得て、今月のルヴァンカップとJ2の計2試合で検証を実施。声出し応援エリアでは不織布マスクの着用率がほぼ100%だったほか、観客同士の距離も確保された。エリア外での声出し応援も確認されず、試合後の新型コロナウイルス陽性報告もなかった。
 7月はJ1とJ2の計6試合で検証が行われる。(C)時事通信社