国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をめぐる詐欺事件で、指名手配中に逃亡先のインドネシアで身柄拘束された谷口光弘容疑者(47)が22日、日本に移送された。警視庁捜査2課は同日午後に帰国次第、詐欺容疑で逮捕する方針。
 同課は、谷口容疑者をリーダー格とするグループが2020年5~9月、約1780件に上る虚偽申請を繰り返し、同一グループの不正受給としては過去最大規模の約9億6000万円超を詐取したとみている。 (C)時事通信社