日本百貨店協会が２３日発表した５月の全国百貨店売上高は、総額３８８２億円だった。既存店ベースで前年同月比５７．８％増と、３カ月連続のプラス。新型コロナウイルスの感染が落ち着き、大型連休を中心に客足が大幅に伸びた。
　海外ブランド品や腕時計など高額品が引き続き売れたほか、気温の上昇によりワンピースや日傘など夏物商材が好調だった。外出の機会が増えたことで手土産向けの菓子なども堅調だった。　（Ｃ）時事通信社