【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は30日、追加接種用の新型コロナウイルスワクチンについて、変異株「オミクロン株」の新系統に対応したワクチンに改良するよう、ワクチンメーカーに勧告したと発表した。改良型ワクチンは今秋にも使われ始める可能性がある。
 現行のワクチンは、オミクロン株に対する効果が低下することが課題となっている。オミクロン株の新系統「BA.4」「BA.5」への感染割合が増加する中、FDAはこれらに対応した改良型ワクチンの開発を促す。 (C)時事通信社