【ビジネスワイヤ】武田薬品工業と、RNA干渉(RNAi)薬の米アローヘッド・ファーマシューティカルズ(NASDAQ:ARWR)は、α-1アンチトリプシン欠損症(AATD)に伴う肝疾患の治験薬「fazirsiran」(TAK-999/ARO-AAT)の、第2相臨床試験(AROAAT-2002)の結果を発表した。fazirsiranは、炎症性の変異型α-1アンチトリプシン(Z-AAT)タンパク質の産生を低減するRNAi治験薬。試験では、全患者で肝臓のZ-AAT蓄積量と肝内封入体が減少。200mg投与群では、患者の58%で線維化が改善した。肝損傷のバイオマーカーも低下し、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)濃度異常の患者全員について、52週目で正常濃度まで低下した。結果はニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌に掲載されるとともに、欧州肝臓学会でも報告された。(C)時事通信社