ヤクルトは9日、神宮球場で開催予定だった阪神14回戦の中止を発表した。ヤクルトの高津臣吾監督や山田哲人内野手ら、新型コロナウイルス検査で多数の陽性者が出たため。
 ほかに陽性となったのは、8日に先発した高梨裕稔投手や青木宣親外野手、長岡秀樹内野手、清水昇投手、田口麗斗投手ら13人とスタッフ1人の計14人。2軍の選手らにも感染者が出ている。
 ヤクルトは8日時点で53勝27敗1分けでセ・リーグ首位を独走している。
 高津監督は球団を通じ、「十分に注意をしてきたつもりだが、このような事態になってしまい、試合を楽しみにしていたファンに大変申し訳なく思う。またみんながそろった時には素晴らしい戦いをすることを約束する」とのコメントを出した。 (C)時事通信社