【ビジネスワイヤ】ミトコンドリア活性化成分を手掛けるスイス企業アマゼンティスは、同社のウロリチンA成分「マイトピュア」が変形性関節症に有効であることを示す前臨床試験の結果を発表した。ウロリチンAは、ザクロなどの食品成分を腸内細菌が変換する代謝産物で、マイトファジー機構を介してミトコンドリアを修復する機能を持つ。試験では、健康な膝関節と変形性関節症の膝関節から採取したヒト軟骨細胞において、マイトピュアがミトコンドリアの健康を顕著に改善した。またマウスの変形性関節症モデルにマイトピュアを8週間にわたり与えると、変形性関節症の疾患進行が抑制された。結果はエージング・セル誌に掲載された。(C)時事通信社