ローソン=2022年3~5月期連結決算は増収増益。新型コロナウイルスの感染拡大後の店舗改装に合わせ品ぞろえを強化した冷凍食品やファストフードが好調だった。中国の店舗数拡大も寄与し、売上高に当たる営業総収入は過去最高を更新。純利益は80億2900万円とコロナ禍前の19年3~5月期を上回った。 
 営業総収入は単純比較で前年同期比4割増としているが、今期から開始した「収益認識に関する会計基準」の適用を行わずに同じ条件で比べると6.1%増となる。
 コンビニ以外は、チケット販売や映画館運営などの事業が3月下旬のまん延防止等重点措置の解除で回復した。高級食品スーパー子会社「成城石井」も自社製の総菜が好調だった。
 23年2月期の業績予想に変更はない。(C)時事通信社