【パリ時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日の記者会見で、世界各地で再拡大している新型コロナウイルス感染について「収束からは程遠い」と厳しい見通しを示した。2020年1月末に発令された緊急事態宣言の解除のめどは立っていない。
テドロス氏は会見で、「『BA.4』『BA.5』といったオミクロン株の別系統が世界中で広がり、入院患者や死者を出し続けている」と指摘。感染防止に向け「各国政府はマスク着用をはじめ、効果が立証されている対策を講じるべきだ」と強調した。 (C)時事通信社
新型コロナ「収束程遠い」=緊急事態宣言解除せず―WHO

(2022/07/13 05:59)