宮内庁は13日、聖路加国際病院(東京都中央区)に入院中の三笠宮妃百合子さま(99)が、新型コロナウイルスに感染されたと発表した。症状は軽いせきのみで、軽症という。
 同庁によると、百合子さまは9日に37度台の熱があり、10日に下がったが、11日から再び37度程度の熱が出るなどしたため、12日に入院。13日午前にPCR検査を受け、陽性と判明した。現在は36度台の平熱に下がり、食事も取れているという。
 他の皇族方との接触はなかった。三笠宮家の瑶子さま(38)も2月に感染しており、皇族では2例目。
 宮邸で百合子さまの身の回りの世話などをする職員ら3人も13日、陽性が判明した。 (C)時事通信社