【バリ時事】日本政府は、世界銀行が設立する低・中所得国向けの感染症対策基金に1000万ドル(約14億円)を拠出する。インドネシア・バリ島で15日開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の初日討議の中で、鈴木俊一財務相が表明した。
世銀は今年6月、低・中所得国の感染症対策の強化に必要な資金を提供する「金融仲介基金」の新設を決定した。今秋の運用開始に向け、米国や欧州連合(EU)などが既に資金拠出を表明している。
鈴木氏は初日討議終了後、記者団に対し、運営体制などを見極めた上で「さらに大きな貢献をする考えだ」と述べた。 (C)時事通信社
世銀基金に14億円拠出=低・中所得国の感染症対策支援―日本
(2022/07/15 22:29)