【ソウル時事】韓国防疫当局は19日、新型コロナウイルスの前日の新規感染者が7万3582人確認されたと発表した。約3万7300人だった1週間前の2倍近くで、4月下旬以来の高水準。死者は12人で、重症病床の使用率は14.9%と前週より5.4ポイント増えた。
 日常生活の回復による接触機会の増加や、オミクロン株の派生型「BA.5」の広がりなどが再拡大の要因とみられる。政府はワクチンの4回目接種を50歳以上や、18歳以上の基礎疾患を持つ人に勧め、重症化防止に注力する。 (C)時事通信社