来日中のゲオルギエワ国際通貨基金(IMF)専務理事は20日、東京都内で講演した。世界経済について、「(新型コロナウイルス感染症の)パンデミック(世界的流行)による影響が続く中、インフレなど深刻な影響を与えているウクライナでの戦争が長引き、分断リスクが高まっている」と語った。
IMFがアジア太平洋地域事務所(東京)の設立25周年を記念し、都内で開いたイベントで講演した。鈴木俊一財務相も出席し、「(事務所は)アジア通貨危機のさなかである1997年に開設された。日本政府としても、アジア太平洋地域の健全なマクロ経済政策の発展に貢献してきた」とあいさつした。 (C)時事通信社
世界経済「分断リスク」高まる=IMF専務理事が都内で講演

(2022/07/20 10:48)