大相撲名古屋場所11日目の20日、佐渡ケ嶽部屋と玉ノ井部屋で新型コロナウイルス陽性者が出たため、両部屋の所属力士が休場した。
 佐渡ケ嶽部屋には東前頭2枚目の琴ノ若(24)=本名鎌谷将且、千葉県出身=、西9枚目の琴恵光(30)=柏谷充隆、宮崎=、東11枚目の琴勝峰(22)=手計富士紀、千葉=らが所属。琴ノ若は10日目を終えて7勝3敗で、トップと1差につけていた。玉ノ井部屋には十両が2人がいる。
 名古屋場所中には出羽海、鳴戸、放駒、武蔵川の各部屋でもコロナ陽性者が出ており、所属力士を途中休場させる措置が取られたのは計6部屋となった。 (C)時事通信社