総務省消防庁は20日、救急患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が11~17日の1週間で前週比1252件増の4139件に上ったと発表した。4000件を超えたのは今年3月の第2週以来約4カ月ぶり。このうち新型コロナウイルスに感染した疑いがあるケースは1598件で、同743件増えた。
搬送困難事案の増加は、新型コロナのうち、感染力が強いオミクロン株の派生型「BA.5」の急拡大に加え、熱中症による搬送事案が増えていることが原因とみられる。 (C)時事通信社
搬送困難、4カ月ぶり4000件超=コロナ疑い1598件―総務省消防庁

(2022/07/20 20:15)