新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合が21日開かれ、全国の感染状況について「今後も過去最高を更新していくことが予測される」との見解を示した。「第7波」と呼ばれる感染拡大が続く中、医療提供体制への影響などに「最大限の警戒感をもって注視する必要がある」と強調した。
会合後に記者会見した座長の脇田隆字・国立感染症研究所長によると、複数の委員から「行動制限を検討する時期にあるのではないか」との意見が出たという。政府は今のところ行動制限の実施に慎重な姿勢を示している。 (C)時事通信社
感染者「今後も過去最高更新」=行動制限求める意見も―新型コロナ・厚労省助言組織

(2022/07/21 20:36)