厚生労働省の専門部会は22日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種について、今秋以降にオミクロン株に対応した改良型で実施することを想定し、準備する方針を決めた。当面は2回以上接種を受けた高齢者などが対象。4回目を打った人にとっては5回目の接種となる。
 60歳以上などに限っていた4回目接種については、18歳以上の全ての医療従事者や高齢者施設、障害者施設職員らに対象を拡大する方針も決定した。対象者は約800万人で、接種費用を公費で負担する「臨時接種」に位置付けた。 (C)時事通信社