日本チェーンストア協会が22日発表した6月の全国スーパー売上高は1兆605億円だった。既存店ベースで前年同月比1.0%減と10カ月ぶりのマイナスになった。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたことにより外出の動きが加速。自宅で食事を取る機会が減り、食料品が伸び悩んだ。
 同協会幹部は、相次ぐ食品値上げの影響で「ディスカウントストアに流れる消費者がいるようだ」とも指摘した。 (C)時事通信社