【ワシントン時事】新型コロナウイルスに感染したバイデン米大統領の主治医は24日の声明で、「大統領の症状は著しく改善している」と明らかにした。のどの痛みが続いているものの、鼻水やせき、体の痛みはかなり軽くなったという。
 バイデン氏は21日朝の検査で陽性が判明し、ホワイトハウス内で隔離しながら執務を続けている。主治医によると、オミクロン株の派生型で、より感染力が強いとされる「BA.5」に感染した可能性が高い。重症化を防ぐための薬を服用し、経過を慎重に観察している。 (C)時事通信社